女性ホルモンバランスの乱れは次のような症状に関与しています。
だから、バランスを整えることは重要なのです。
【女性ホルモンバランスの乱れが関与している主な症状】
肌の老化・慢性疲労・生理痛・生理不順・目の疲れや肩こり・便秘・冷え性・不妊・更年期症状特有のほてり・のぼせ・動悸・発汗・不眠・イライラ・うつ症状・骨粗しょう症・動脈硬化など
マカは、標高3,500~4,500m以上のアンデス高地で栽培されているアブラナ科の根菜です。高地特有の痩せた土壌、強烈な日差し、氷点下の寒さといった過酷な自然環境の中で根を生やすマカは、強い生命力と高い栄養価を持ち、球根状の根の部分が薬用や食用として利用されています。
アンデスの原住民が伝承してきたマカは、インカ文明よりもさらに前のプレインカ時代から薬用・食用として栽培され、様々な効果が言い伝えられてきました。その中でも特に性欲亢進と女性の不妊改善に効果があるとされ、人間のみならず、高地の過酷な自然環境の中で、繁殖能力がおちる動物たちの交配をうながす助けにもなってきました。マカは昔からアンデスの暮らしと繁栄に欠かせない植物だったといえます。
マカは他の根菜と比較してタンパク質含量が多く、品質的にも優れています。特殊成分として、グルコシノレート、ステロイド、トリテルペン、フェノール化合物、フラボノイド、タンニン等を含んでおり、現在食用よりも薬効が重要視されています。また、マカの外皮の色は黄色から赤色、黒色といろいろな種類が存在しますが、ほとんど品種間での一般栄養成分に差異は認められません。
タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | 灰分 | ||
---|---|---|---|---|---|
糖質 | 繊維 | ||||
マカ(黄色) | 19.9 | 0.9 | 69.4 | 5.9 | 3.9 |
マカ(赤色) | 19.2 | 1.0 | 69.7 | 6.1 | 4.1 |
マカ(黒色) | 18.2 | 0.9 | 71.3 | 5.5 | 4.1 |
ダイコン | 9.3 | 1.9 | 50.0 | 25.9 | 11.1 |
ニンジン | 5.7 | 1.0 | 61.0 | 25.7 | 6.7 |
ゴボウ | 9.8 | 0.5 | 53.0 | 31.1 | 4.9 |
ジャガイモ | 7.9 | 0.5 | 80.7 | 6.4 | 4.5 |
(g/100g乾燥物)
マカの 必須アミノ酸含量 |
|
---|---|
イソロイシン | 43 |
ロイシン | 68 |
リジン | 58 |
メチオニン(+シスチン) | 33 |
フェニルアラニン(+チロシン) | 48 |
スレオニン | 45 |
トリプトファン | 10 |
バリン | 63 |
(アミノ酸 mg/1gタンパク質)